モバイルデバイスの拡張属性

拡張属性を使用すると、追加のインベントリ情報を収集できます。拡張属性値は、次のいずれかの入力タイプを使用して入力されます:

  • テキストフィールド

  • ポップアップメニュー

  • LDAP 属性マッピング

Jamf Proでは、拡張属性を手動で作成できます。

例:

  • ポップアップメニューでは、Jamf Setup App でユーザが選択した役割を収集できます。

  • テキストフィールドの入力により、モバイルデバイスの廃止日を収集できます。

拡張属性は、スマートグループの基準として、または構成プロファイルの変数としても使用できます。これにより、拡張属性で収集されたデータに基づいて動的管理ワークフローおよびタスクを管理できます。

注:

  • モバイルデバイスの拡張属性は、個人所有のモバイルデバイスには適用されません。

  • 入力タイプとデータタイプ (文字列、整数、日付) によっては、拡張属性が時間とネットワークトラフィックをインベントリ収集プロセスに追加する場合があります。

拡張属性入力タイプ

拡張属性は、入力タイプを使用してインベントリデータを収集します。以下の入力タイプを構成できます:

テキストフィールド

インベントリ情報にテキストフィールドを表示できます。Jamf Pro を使用して、いつでもこのフィールドに値を入力できます。

ポップアップメニュー

インベントリ情報にポップアップメニューを表示できます。Jamf Pro を使用して、いつでもこのポップアップメニューから値を選択できます。

LDAP 属性マッピング

LDAP 属性マッピングを使用して、拡張属性を自動入力できます。拡張属性は、「memberOf」などの LDAP サーバからの複数値属性によって自動入力できます。拡張属性の基準と「持つ」または「持たない」演算子を使用したスマートグループと高度な検索を作成する場合に、あとで複数の値を使用できます。

LDAP 複数値拡張属性を使用するときは、以下の制限を考慮してください:

  • スマートグループとアドバンス検索を作成する場合、基準値はインベントリに返される値を正確に反映する必要があります。正確な値を使用できるように、拡張属性のインベントリ値をコピーして、基準値フィールドに貼り付けてください。

  • 複数値属性マッピングは、ネストされたグループでは機能しません。User レコードに直接リストされているグループだけが、マッピングされた LDAP 拡張属性に表示されます。

  • 拡張機能が正しく機能するためには、LDAP サーバから返される値に、縦棒の繰り返し文字 (ASCII code 124, HTML entity = |) を含めることはできません。

拡張属性 ID と変数

拡張属性の作成により、構成プロファイル設定の入力に使用する変数を生成できます。変数は $EXTENSIONATTRIBUTE_# です。ここで # は拡張属性 ID です。

構成プロファイル用 Payload 変数の使用についての詳細は、モバイルデバイス構成プロファイル を参照してください。

テキストフィールド、ポップアップメニューやスクリプト入力タイプを使用する拡張属性の場合、拡張属性 URL で ID 番号を探せます。以下の URL では、「id=2」が拡張属性 ID 番号を示します。

例:https://instancename.jamfcloud.com/mobileDeviceExtensionAttributes.html?id=2&o=r

LDAP 属性マッピング入力タイプの拡張属性の場合、ID 番号は、拡張属性を保存した後、LDAP 属性変数フィールドに表示されます。

モバイルデバイス拡張属性の作成

要件

「LDAP 属性マッピング」入力タイプの拡張属性を作成するには、以下が必要です:

手順

  1. Jamf Pro にログインします。

  2. ページ右上隅の Settings (設定) images/download/thumbnails/81541852/Icon_Settings_Hover.png をクリックします。

  3. Mobile Device Management (モバイルデバイス管理) をクリックします。

  4. Extension Attributes (拡張属性) images/download/thumbnails/81541852/Extension_Attributes.png をクリックします。

  5. New (新規) images/download/thumbnails/81541852/Icon_New_Button.png をクリックします。

  6. 以下の設定を構成します:

    1. 拡張属性に名前を付けます。

    2. (オプション) 説明を入力します。

    3. Data Type (データタイプ) ポップアップメニューから収集されるデータのタイプを選択します。

    4. Inventory Display (インベントリ表示) ポップアップメニューから、Jamf Pro で拡張属性を表示するカテゴリを選択します。

    5. Input Type (入力タイプ) ポップアップメニューから拡張属性を自動入力する入力タイプを選択します。

  7. Save (保存) images/download/thumbnails/81531754/floppy-disk.png をクリックします。

関連情報

本ガイドの以下のセクションに関連情報が記載されています。

Copyright     個人情報保護方針     使用条件     セキュリティ
© copyright 2002-2020 Jamf. All rights reserved.