使用環境下で使用される第三者機関の macOS ソフトウェアタイトルは、Jamf Pro のパッチレポート領域を使用すれば簡単に構成できます。そこでは、以下のプロセスを実行できます。

パッチレポート機能は単独で使用できますが、必要に応じて、以下に挙げる Jamf Pro の検索およびレポート機能との併用も可能です。

アドバンスコンピュータ検索 — Jamf Pro 内のコンピュータリスト作成に使用すると以下のような利点があります。
- すべてのアプリケーションタイトルを表示する機能; パッチレポート領域に表示される第三者機関 macOS ソフトウェアタイトルに限定されない。
- パッチ関連の criteria を他の criteria と組み合わせる機能。パッチ関連の criteria には、Apple オペレーティングシステムや第三者機関の macOS ソフトウェアタイトルについてレポートする機能が含まれます。高度なコンピュータ検索を作成し、パッチレポートソフトウェアタイトルを選択する際に、「greater than (より大きい)」と「less than (より小さい)」の演算子と「Latest Version (最新バージョン)」を値として使用すれば、新しいバージョンがリリースされても、最新の状態が常に検索できるようになります。たとえば、この criteria を使用して、暗号化や、コンピュータが特定のバージョンのオペレーティングシステム上にあるかどうかなどの、一般的なコンプライアンスレポートを作成できます。
  高度なコンピュータ検索を作成および保存する方法の詳細については、コンピュータのアドバンス検索を参照してください。

スマートコンピュータグループ - スマートコンピュータグループには、アドバンスコンピュータ検索と同じパッチレポート機能があります。さらに、スマートグループのステータスを Jamf Pro Dashboard に表示できます。スマートグループのメンバーシップが変更されたときに通知を受け取ることもできます。
Criteria に基づいており、メンバーシップが動的なコンピュータグループを作成する方法の詳細については、スマートグループを参照してください。

パッチレポート

最新のバージョン番号と、現環境で最新バージョンのコンピュータの割合を、ソフトウェアタイトルごとに表示できます。さらに、最新バージョンのコンピュータの数と別のバージョンのコンピュータの数を表示できます。

レポートでは、コンピュータが最終チェックインした時刻、およびインストールされているソフトウェアタイトルのバージョンを確認できます。

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パッチレポートに表示されるデータは、Jamf Pro から以下のファイルフォーマットでエクスポートできます。

要件

第三者機関の macOS ソフトウェアタイトルを構成し、自動更新を有効化するには、Jamf Pro サーバがパッチサーバ、および Amazon CloudFront にホストされるソフトウェアタイトル定義へアクセスするため、アウトバウンド port 443 が必要です。

macOS ソフトウェアタイトルの最新バージョン、またはそれ以外のバージョンがインストールされているコンピュータの台数を確認できます。

Jamf Pro にログインします。
ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。
Patch Management (パッチ管理) をクリックします。
構成済みの macOS ソフトウェアタイトルがリスト表示されます。
- 最新バージョンがインストールされているコンピュータリストをソフトウェアタイトル別に表示するには、最新バージョン欄に表示される数字をクリックします。
- 最新以外のバージョンがインストールされているコンピュータリストをソフトウェアタイトル別に表示するには、その他のバージョン欄に表示される数字をクリックします。
  追加の詳細を示すレポートが表示されます。
  
  注: 個別のソフトウェアタイトルを選び、レポートにアクセスすることもできます。
レポートの一番下にある Export (エクスポート) をクリックし、「Comma-Separated Values file (.csv)」または「Tab Delimited Text file (.txt)」を選択します。

注: フィルタ処理中のデータがエクスポートされます。