マネージドコンピュータにインストールされるコンポーネント

コンピュータにインストールされている Jamf のコンポーネント

以下のコンポーネントがすべてのコンピュータにインストールされています。

Jamf App とバイナリ

  • /usr/local/jamf/bin/jamf—Jamf Pro のほとんどのタスクを実行するために使用するバイナリとなります。

  • /usr/local/jamf/bin/jamfagent—特定のユーザデータをレポートするために LaunchDaemons と LaunchAgents とともに実行されるユーザアカウントごとに起動するエージェントです。

  • /usr/local/bin/jamf—デフォルトの検索パスで見つけられる jamf バイナリへのシンボリックリンクです。

  • /usr/local/bin/jamfagent—デフォルトの検索パスで見つけられる jamf エージェントバイナリへのシンボリックリンクです。

  • /Library/Application Support/JAMF/Jamf.app— 管理フレームワークのコンポーネントをグループ化する App バンドル。

  • /Library/Application Support/JAMF/JAMF.app/Contents/MacOS/JamfAAD.app—Azure Active Directory (AD) との統合に使用する App バンドル。

  • /Library/Application Support/JAMF/JAMF.app/Contents/MacOS/JamfAgent.app—アプリケーション使用のモニターと制限付ソフトウェアのための jamf 起動エージェントを含む App バンドル。

  • /Library/Application Support/JAMF/JAMF.app/Contents/MacOS/JamfDaemon.app—Jamf 起動デーモンを含む App バンドル。

  • /usr/local/jamf/bin/jamfAAD—以下へのシンボリックリンク /Library/Application Support/JAMF/Jamf.app/Contents/MacOS/JamfAAD.app/Contents/MacOS/JamfAAD。

LaunchDaemon/LaunchAgent

  • /Library/LaunchDaemons/com.jamfsoftware.task.1.plist—Jamf Pro サーバへの Recurring Check-in に使用されます。

  • /Library/LaunchDaemons/com.jamfsoftware.startupItem.plist—StartupScript.sh 管理フレームワークチェックインスクリプトを呼び出すために使用されます。

  • /Library/LaunchDaemons/com.jamfsoftware.jamf.daemon.plist—アプリケーション使用、ネットワーク状態の変更、iBeacons、Jamf Pro サーバに送信される FileVault 情報、制限付ソフトウェア、通知、Self Service アクションに使用されます。

  • /Library/LaunchAgents/com.jamfsoftware.jamf.agent.plist—アプリケーション使用、制限付ソフトウェア、Self Service アクションといったタスクの com.jamfsoftware.daemon.plist とともに使用されます。

  • /Library/LaunchDaemons/com.jamf.management.daemon.plist—JamfDaemon.app プロセス開始に使用する起動ファイル。

  • /Library/LaunchAgents/com.jamf.management.agent.plist—JamfAgent.app プロセス開始に使用する起動ファイル。

  • /Library/LaunchAgents/com.jamf.management.jamfAAD.agent.plist—サーバ上で macOS Intune Integration が有効な場合にのみ存在し、JamfAAD.app プロセス開始に使用する起動ファイル。

  • /Library/Preferences/com.jamf.management.jamfAAD.plist—ユーザの Azure AD 環境設定を保存します。

  • /Library/LaunchAgents/com.jamf.management.jamfAAD.clean.agent.plist—ユーザのログインキーチェーンからの Azure AD ID トークンと現在コンピュータにログインしていないユーザの Azure AD 環境設定を削除するために使用します。

プロパティリスト

  • /Library/Preferences/com.jamfsoftware.jamf.plist—Jamf Pro サーバ URL、管理フレームワーク変更 ID、SSL 認証、Clock Skew、パッケージ検証といったセキュリティ設定を定義します。

  • /var/root/Library/Preferences/com.apple.loginwindow.plist—システムの定義済みログイン/ログアウトフックの保管に使用されます。

Jamf アプリケーションサポートディレクトリ

  • /Library/Application Support/JAMF/.blacklist.xml—Jamf Pro binary の 10.13.0 以前のバージョンを使用しているクライアント用の制限付きソフトウェアのリストが含まれています。

  • /Library/Application Support/JAMF/.jmf_settings.json—Jamf Pro binary の 10.14.0 以降のバージョンを使用しているクライアント用の制限付きソフトウェアのリストが含まれています。

  • /Library/Application Support/JAMF/.userdelay.plist—延期されたポリシーを含みます。

  • /Library/Application Support/JAMF/bin/jamfHelper.app—エンドユーザにメッセージを表示するために使用されるアプリケーション。

  • /Library/Application Support/JAMF/bin/Management Action.app—macOS 通知センターでエンドユーザにメッセージを表示するために使用されるアプリケーション。

  • /Library/Application Support/JAMF/Composer/—パッケージソースを保存するための Composer の作業ディレクトリを含みます。

  • /Library/Application Support/JAMF/Config/—Jamf Pro サーバ定義の iBeacon を含みます。

  • /Library/Application Support/JAMF/Downloads/—ダウンロードされたパッケージの一時的保管。

  • /Library/Application Support/JAMF/JAMF.keychain—Jamf Pro サーバで証明書に基づく認証を有効にします。

  • /Library/Application Support/JAMF/ManagementFrameworkScripts/StartupScript.sh—起動時に Jamf Pro サーバへのチェックインを有効にするよう、com.jamfsoftware.startupItem.plist によって呼び出されるスクリプト。

  • /Library/Application Support/JAMF/ManagementFrameworkScripts/loginhook.sh—ログイン時に Jamf Pro サーバへのチェックインを有効にするよう、com.apple.loginwindow.plist によって呼び出されるスクリプト。

  • /Library/Application Support/JAMF/ManagementFrameworkScripts/logouthook.sh—ログアウト時に Jamf Pro サーバへのチェックインを有効にするよう、com.apple.loginwindow.plist によって呼び出されるスクリプト。

  • /Library/Application Support/JAMF/Offline/—オフラインでもポリシーを使用可能にするようマークされているポリシーの内容を含みます。

  • /Library/Application Support/JAMF/Receipts/—Jamf Pro によってインストールされたすべてのパッケージの領収書を含みます。

  • /Library/Application Support/JAMF/run/—申請前の FileVault キーの一時的な保管。

  • /Library/Application Support/JAMF/Self Service/—Self Service プラグインを含みます。

  • /Library/Application Support/JAMF/tmp/—ログおよび他のファイルの一時的な保管を含みます。

  • /Library/Application Support/JAMF/Usage/—Jamf Pro サーバに送信されるアプリケーション使用データを含みます。

  • /Library/Application Support/JAMF/Waiting Room/—キャッシュされたパッケージの一時的な保管を含みます。

Jamf クライアントログ

  • /var/log/jamf.log—Jamf バイナリの動作記録を含みます。

Jamf コンポーネントをコンピュータから削除する方法

これにより、Jamf Pro により管理されているコンピュータからすべての Jamf 関連のコンポーネントが削除され、Composer で作成されたすべてのパッケージソースが削除されます。

PreStage Enrollment を使用して登録されたコンピュータからの Jamf コンポーネントの削除

  1. Jamf Pro にログインします。

  2. ぺージトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。

  3. コンピュータの簡易/アドバンス検索を実行します。
    詳しくは、コンピュータの簡易検索 または コンピュータのアドバンス検索 を参照してください。

  4. リモートコマンドを送信したいコンピュータをクリックします。
    コンピュータ以外の項目を簡易検索する場合、項目の横にある Expand (開く) images/docs.jamf.com/10.21.0/jamf-pro/administrator-guide/images/download/thumbnails/19536832/Icon_Expand.png をクリックし、関連するコンピュータを表示します。

  5. Management (管理) タブをクリックし、次に Remove MDM Profile (MDM プロファイルを削除) をクリックします。

  6. コンポーネントを削除するコンピュータの端末を開きます。

  7. 以下のコマンドを実行します:
    /usr/local/bin/jamf removeFramework

すべての Jamf 関連のコンポーネントがコンピュータから削除されます。

MDM プロファイルのないコンピュータからの Jamf コンポーネントの削除

  1. コンポーネントを削除するコンピュータの端末を開きます。

  2. 以下のコマンドを実行します:
    /usr/local/bin/jamf removeFramework

すべての Jamf 関連のコンポーネントがコンピュータから削除されます。

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