ポリシーの管理
ポリシーを作成するには、Payload ベースのインタフェースを使い、ポリシーの設定を構成した後にタスクを追加します。構成できる設定の詳細については、ポリシー Payload 参照 を参照してください。
ポリシー作成後、その計画、使用状況、ログを確認できるほか、ログをフラッシュすることも可能です。
注: コンピュータでポリシーを実行するには、コンピュータインベントリ情報で Allow Jamf Pro to perform management tasks (Jamf Pro に管理タスクの実行を許可する) チェックボックスを選択し、管理用アカウントを有効にする必要があります。管理アカウントの詳細については、コンピュータの登録方法 を参照してください。
ポリシーの作成
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Jamf Pro にログインします。
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ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。
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Policies (ポリシー) をクリックします。
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New (新規) をクリックします。
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ポリシーの基本設定 (トリガーや実行頻度など) は、一般 Payload で構成します。
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残りの Payload を使用して、実行したいタスクを構成します。
それぞれの payload の概要は、ポリシー Payload 参照を参照してください。 -
Scope (適用範囲) タブをクリックし、ポリシーの適用範囲を設定します。
詳しくは、Scope を参照してください。 -
(オプション) Self Service タブをクリックし、Self Service でポリシーを使用可能にします。
詳しくは、macOS 用 Jamf Self Service でユーザ向け使用可能な項目 を参照してください。注: macOS 10.15 以降を搭載したコンピュータで、プライバシー環境設定ポリシーコントロール Payload に Jamf Pro がセーフリストに登録されていない場合、ネットワークボリューム上のデータにアクセスするポリシーが Self Service を介して実行されると、ユーザにプロンプトが表示されます。デフォルトでは、Jamf Pro はプライバシー環境設定ポリシーコントロール Payload で自動的にセーフリストに登録されます。
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(オプション) User Interaction (ユーザインタラクション) タブをクリックすると、ユーザへのメッセージを表示する、またはユーザがポリシーを延期できるようにします。
詳しくは、ポリシーとのユーザインタラクション を参照してください。 -
Save (保存) をクリックします。
コンピュータ上のポリシーは、次回 Jamf Pro へチェックインする際に一般 Payload の Criteria (クライテリア) を満たす Scope (適用範囲) 内で実行されます。
ポリシーを実行する
定義済みのトリガーを使用してポリシーを実行する方法は 2 つあります。以下の方法でポリシーを実行できます。
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構成されたトリガイベントが発生するまで待ちます。
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Jamf Binary を使用して手動でポリシーをトリガーします。
Jamf Binary を使用して手動でポリシーをトリガーするには、マネージドコンピュータで以下のコマンドを実行します。
sudo jamf policy -event <triggerName> -verbose
ポリシーに定義済みのトリガーがある場合は、<triggerName> を適切な値で置き換えます。以下は事前定義されたトリガーのリストです。
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起動—startup
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ログイン—login
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ログアウト—logout
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ネットワーク状態の変更—networkStateChange
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登録完了—enrollmentComplete
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Recurring Check-in—なし (sudo jamf policy -verbose を実行)
ポリシーにカスタムトリガーがある場合は、ポリシーで指定されたカスタムトリガー名で <triggerName> を置き換えます。
注: カスタムトリガーを持つポリシーは、Jamf Binary を使用して手動で実行する必要があります。
ポリシー計画の表示
ポリシー計画は以下の情報を含みます。
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ポリシーが有効設定されていることを示す指示灯。
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実行頻度。
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トリガー。
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Scope。
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ポリシーが属す Site。
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ポリシーのアクションリスト。
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Jamf Pro にログインします。
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ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。
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Policies (ポリシー) をクリックします。
ポリシーリストと計画が表示されます。 -
ポリシーのアクションを表示するには、ポリシーを Expand (開く) をクリックします。
ポリシー使用状況の表示
ポリシー別の円グラフが表示され、完了、失敗、継続中のコンピュータを確認できます。
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Jamf Pro にログインします。
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ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。
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Policies (ポリシー) をクリックします。
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リストトップのGrid View (グリッド表示) をクリックします。
ポリシーログの表示とフラッシュ
ポリシーログには、ポリシーを実行したコンピュータのリストと共に、それぞれのコンピュータに関する以下の情報も含まれています。
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コンピュータ上でポリシーが実行された日時
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ステータス。
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ログされたアクション
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Jamf Pro にログインします。
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ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。
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Policies (ポリシー) をクリックします。
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ログを閲覧したいポリシーをクリックします。
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Logs (ログ) をクリックします。
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コンピュータにログされたアクションを表示するには、コンピュータの Details (詳細) をクリックします。
確認した情報を非表示にするには、Hide (隠す) をクリックします。 -
コンピュータごとにポリシーログをフラッシュするには、コンピュータの Flush (フラッシュ) をクリックします。
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ポリシーのログをすべてフラッシュするには、領域の下にある Flush All (すべてフラッシュ) をクリックします。
関連情報
本ガイドの以下のセクションに関連情報が記載されています。
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コンピュータのポリシーログの表示とフラッシュ
1 台のコンピュータのポリシーログを表示およびフラッシュする方法を確認します。 -
ログのフラッシュ
すべてのポリシーログをフラッシュする方法を確認します。