ポリシーの管理

ポリシーを作成するには、Payload ベースのインタフェースを使い、ポリシーの設定を構成した後にタスクを追加します。構成できる設定の詳細については、ポリシー Payload 参照 を参照してください。

ポリシー作成後、その計画、使用状況、ログを確認できるほか、ログをフラッシュすることも可能です。

注: コンピュータでポリシーを実行するには、コンピュータインベントリ情報で Allow Jamf Pro to perform management tasks (Jamf Pro に管理タスクの実行を許可する) チェックボックスを選択し、管理用アカウントを有効にする必要があります。管理アカウントの詳細については、コンピュータの登録方法 を参照してください。

ポリシーの作成

  1. Jamf Pro にログインします。

  2. ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。

  3. Policies (ポリシー) をクリックします。

  4. New (新規) images/download/thumbnails/81543632/Icon_New_Button.png をクリックします。

  5. ポリシーの基本設定 (トリガーや実行頻度など) は、一般 Payload で構成します。

  6. 残りの Payload を使用して、実行したいタスクを構成します。
    それぞれの payload の概要は、ポリシー Payload 参照を参照してください。

  7. Scope (適用範囲) タブをクリックし、ポリシーの適用範囲を設定します。
    詳しくは、Scope を参照してください。

  8. (オプション) Self Service タブをクリックし、Self Service でポリシーを使用可能にします。
    詳しくは、macOS 用 Jamf Self Service でユーザ向け使用可能な項目 を参照してください。

    注: macOS 10.15 以降を搭載したコンピュータで、プライバシー環境設定ポリシーコントロール Payload に Jamf Pro がセーフリストに登録されていない場合、ネットワークボリューム上のデータにアクセスするポリシーが Self Service を介して実行されると、ユーザにプロンプトが表示されます。デフォルトでは、Jamf Pro はプライバシー環境設定ポリシーコントロール Payload で自動的にセーフリストに登録されます。

  9. (オプション) User Interaction (ユーザインタラクション) タブをクリックすると、ユーザへのメッセージを表示する、またはユーザがポリシーを延期できるようにします。
    詳しくは、ポリシーとのユーザインタラクション を参照してください。

  10. Save (保存) images/download/thumbnails/81531754/floppy-disk.png をクリックします。

コンピュータ上のポリシーは、次回 Jamf Pro へチェックインする際に一般 Payload の Criteria (クライテリア) を満たす Scope (適用範囲) 内で実行されます。

ポリシーを実行する

定義済みのトリガーを使用してポリシーを実行する方法は 2 つあります。以下の方法でポリシーを実行できます。

  • 構成されたトリガイベントが発生するまで待ちます。

  • Jamf Binary を使用して手動でポリシーをトリガーします。

Jamf Binary を使用して手動でポリシーをトリガーするには、マネージドコンピュータで以下のコマンドを実行します。

sudo jamf policy -event <triggerName> -verbose

ポリシーに定義済みのトリガーがある場合は、<triggerName> を適切な値で置き換えます。以下は事前定義されたトリガーのリストです。

  • 起動startup

  • ログインlogin

  • ログアウトlogout

  • ネットワーク状態の変更networkStateChange

  • 登録完了enrollmentComplete

  • Recurring Check-in—なし (sudo jamf policy -verbose を実行)

ポリシーにカスタムトリガーがある場合は、ポリシーで指定されたカスタムトリガー名で <triggerName> を置き換えます。

注: カスタムトリガーを持つポリシーは、Jamf Binary を使用して手動で実行する必要があります。

ポリシー計画の表示

ポリシー計画は以下の情報を含みます。

  • ポリシーが有効設定されていることを示す指示灯。

  • 実行頻度。

  • トリガー。

  • Scope。

  • ポリシーが属す Site。

  • ポリシーのアクションリスト。

  1. Jamf Pro にログインします。

  2. ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。

  3. Policies (ポリシー) をクリックします。
    ポリシーリストと計画が表示されます。

  4. ポリシーのアクションを表示するには、ポリシーを Expand (開く) images/download/thumbnails/81543632/Icon_Expand.png をクリックします。

ポリシー使用状況の表示

ポリシー別の円グラフが表示され、完了、失敗、継続中のコンピュータを確認できます。

  1. Jamf Pro にログインします。

  2. ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。

  3. Policies (ポリシー) をクリックします。

  4. リストトップのGrid View (グリッド表示) images/download/thumbnails/81543632/Icon_Grid_View.png をクリックします。

ポリシーログの表示とフラッシュ

ポリシーログには、ポリシーを実行したコンピュータのリストと共に、それぞれのコンピュータに関する以下の情報も含まれています。

  • コンピュータ上でポリシーが実行された日時

  • ステータス。

  • ログされたアクション

  1. Jamf Pro にログインします。

  2. ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。

  3. Policies (ポリシー) をクリックします。

  4. ログを閲覧したいポリシーをクリックします。

  5. Logs (ログ) をクリックします。

  6. コンピュータにログされたアクションを表示するには、コンピュータの Details (詳細) をクリックします。
    確認した情報を非表示にするには、Hide (隠す) をクリックします。

  7. コンピュータごとにポリシーログをフラッシュするには、コンピュータの Flush (フラッシュ) をクリックします。

  8. ポリシーのログをすべてフラッシュするには、領域の下にある Flush All (すべてフラッシュ) をクリックします。

関連情報

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