ポリシーとのユーザインタラクション
ユーザインタラクションによって、ユーザのコンピュータで実行されるポリシーに関するカスタムメッセージを表示し、ユーザがポリシーを延期できるようになります。これらのメッセージを、ポリシーを実行する前後、ならびにポリシーがコンピュータを再起動する前に表示できます。
ユーザにポリシーの延期を許可する場合、再延期を禁止する日時、またはポリシーによってユーザが最初に求められてから再延期を禁止するまでの日数を指定できます (「延期の限度」と呼ばれます)。これにより、ポリシーを実行するタイミングをより詳細に制御できるようになり、ポリシーが確実に実行されるようになります。
コンピュータでポリシーを実行するに当たり、ポリシーを即時に実行するか、あるいは以下の延期時間の選択を促すユーザプロンプトが表示されます。
-
1 時間
-
2 時間
-
4 時間
-
1 日
-
延期の限度に達するまでの時間
ユーザがポリシーの延期を選択した場合、選択した時間に達すると、元のユーザプロンプトが表示されます。延期の限度に達すると、ユーザメッセージが表示され、直ちにポリシーが実行されます。
注: ポリシーが失敗し、「Once per computer (コンピュータごとに 1 回)」の実行頻度で Self Service で利用可能になり、自動的に再試行するように構成されると、ポリシーは引き続き Self Service に表示されるため、ユーザは再試行できます。ユーザが Self Service でポリシーの再実行を行っていない場合、Jamf バイナリは次に構成されているトリガーでそれを自動的に再実行します。
ポリシーのユーザインタラクションを構成
-
Jamf Pro にログインします。
-
ポリシーを作成または編集します。
詳しくは、ポリシーの管理 を参照してください。 -
User Interaction (ユーザインタラクション) のタブをクリックします。
-
領域で構成を行います。
注: macOS 10.8 以降のコンピュータでユーザインタラクションメッセージを構成する場合、ほとんどのメッセージは「Management (管理)」と呼ばれるカテゴリの通知センターに表示されます。それ以外のメッセージは、Jamf Helper ユーティリティに表示されます。
-
ポリシーの構成が終了したら、Save (保存) をクリックします。