macOS 用 Jamf Self Service でユーザ向け使用可能な項目
macOS 用 Jamf Self Service では、ユーザがそれぞれのコンピュータにインストールできるように以下の項目を使用可能にできます。
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構成プロファイル
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ポリシー
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Mac App Store app
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Books
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第三者機関ソフトウェアのアップデート (パッチポリシー経由)
Self Service に適した項目は任意で選択できます。例えば、ユーザがコンピュータ上でプリンターをマッピングできるようなポリシーを Self Service で提供しておくと便利です。
Self Service でポリシーを使用可能にするには、ポリシー構成時に Make the policy available in Self Service (Self Service でポリシーを使用可能にする) のチェックボックスを選択してください。
Self Service で構成プロファイル、App、Book、またはパッチポリシーを使用可能にするには、Jamf Pro での構成時にDistribution Method (配布方法) のポップアップメニューから Make Available in Self Service (Self Service で利用可能にする) を選択します。
Self Service で使用できる項目が、ユーザに対してどのように表示されるかをカスタマイズすることも可能です。下表は、項目別のカスタマイズオプションをまとめたものです。
オプション |
説明 |
構成プロファイル |
ポリシー |
Mac App Store app |
Books |
パッチポリシー |
Self Service 表示名のカスタマイズ |
Self Service に表示される項目名をカスタマイズできます。例えば、「Install Office 2011 with Service Pack 3 (Service Pack 3 で Office 2011 をインストール)」という名称のポリシーを作成した場合、Self Service ではその略称表示 (「Office 2011」など) が可能です。 注: このフィールドをブランクのままにすると、一般 Payload で入力した項目名が Self Service に表示されます。 |
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In-House Books 限定 |
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アクションボタンのカスタマイズ |
ユーザが項目を起動する時にクリックするボタンの名称 (「Install」など) をカスタマイズできます |
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セカンダリアクションボタンのカスタマイズ |
ユーザが項目を再起動する時にクリックするボタンの名称 (「Reinstall」など) をカスタマイズできます |
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項目説明のカスタマイズ |
ユーザが詳細を確認できる説明を入力できます。 さらに、Description (説明) フィールドの Markdown (マークダウン) を使用すれば、表示テキストをカスタマイズできます。詳しくは、「Using Markdown to Format Text (マークダウンを使用したテキストフォーマット)」に関するナレッジベース資料を参照してください。 |
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項目通知を表示 |
macOS 用 Self Service への新規項目追加時に Self Service および通知センターに通知を追加できます。 通知を構成する際は、件名とメッセージテキストを指定できます。すべての通知に件名が必要です。件名を指定しない場合、件名欄には項目名がデフォルトで表示されます。 Message (メッセージ) フィールドの Markdown (マークダウン) を使用すれば、メッセージに表示されるテキストをカスタマイズできます。詳しくは、「 Using Markdown to Format Text (マークダウンを使用したテキストフォーマット)」に関するナレッジベース資料を参照してください。 |
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アイコンのアップロード |
項目用の表示アイコンをアップロードできます。使用するファイルは、512x512 ピクセルの GIF/PNG フォーマットを推奨します。 |
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「Featured」カテゴリの表示 |
Self Service の「Featured」カテゴリに表示する項目を構成できます。 |
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1つ以上のカテゴリで表示または Feature |
Self Service の1つ以上の「Featured」カテゴリで表示/Feature される項目を構成できます。 |
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項目の URL
Self Service で項目 (パッチポリシーは除く) を使用可能にすると、Jamf Pro で以下 2つの URL を利用できるようになります。
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インストレーション用 URL— 項目のインストール用にユーザへ提供される URL
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説明用 URL— Self Service で項目の説明を確認できるようにユーザへ提供する URL
項目構成後、Clipboard (クリップボード) ボタンをクリックすれば、Jamf Pro から項目の URL をコピーできます。その URL を別の場所 (Eメールや web ページなど) へ貼り付ければ、Self Service で検索しなくても、ユーザがリンクをクリックするだけで項目のインストールや説明表示ができます。
関連情報
本ガイドの以下のセクションに関連情報が記載されています。
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コンピュータ構成プロファイル
Self Service でコンピュータ構成プロファイルを使用可能にする方法を学びます。 -
ポリシーの管理
Self Service でポリシーを使用可能にする方法を学びます。 -
Mac App Store app
Self Service で Mac App Store app を表示/feature する方法を学びます。 -
In-House Books (組織内 Book)
Self Service で in-house books を表示/feature する方法を学びます。 -
iBooks Store で入手可能な Book
Self Service で iBooks Store Books を表示/feature する方法を学びます。 -
パッチポリシー
Self Service でパッチポリシーを使用可能にする方法を学びます。 -
macOS 用 Jamf Self Service の構成設定
ユーザ環境をカスタマイズする方法を学びます。