FileVault 2 リカバリキーの新規発行

FileVault 2 を有効化した macOS 10.9~10.12.x または 10.14 以降のコンピュータを対象とする新しい FileVault 2 リカバリキーを発行できます。FileVault 2 を有効化した macOS 10.9~10.12.x のコンピュータを対象とする新しい FileVault 2 リカバリキーを発行できます。これによって以下が可能になります。

  • コンピュータの復号化および再暗号化なしで、コンピュータ上のリカバリキーを定期的なスケジュールでアップデートします。

  • 無効とレポートされ、Jamf Pro に保管されたリカバリキーと一致しない個人用リカバリキーを置換します。

注: スマートグループを作成して、コンピュータ上のリカバリキーを定期的に確認できます。FileVault 2 スマートグループ Criteria (クライテリア) については、ナレッジベース資料「Smart Group and Advanced Search Criteria for FileVault 2 and Legacy File Vault 「FileVault 2 および従来の File Vault で使用できるスマートグループおよびアドバンス検索 Criteria (クライテリア)」」を参照してください。

ポリシーを使用してコンピュータに新しい FileVault 2 リカバリキーを発行できます。

要件

コンピュータに新しい個人用リカバリキーを発行するには、コンピュータは以下でなければなりません。

  • macOS 10.9~10.12.x または 10.14 以降

  • 「リカバリ HD」パーティション

  • 有効な FileVault 2

  • 以下の 2 つの条件のいずれかに該当しなければなりません。

  • 管理用アカウントが FileVault 2 有効ユーザとして構成されている。

  • 既存の有効な個人用リカバリキーが、Jamf Pro に保管されているキーと一致している。

コンピュータに新しい機関用リカバリキーを発行するには、コンピュータは以下でなければなりません。

  • macOS 10.9–10.12.x

  • 「リカバリ HD」パーティション

  • 有効な FileVault 2

  • 管理用アカウントが FileVault 2 有効ユーザとして構成されている。

FileVault 2 リカバリキーの新規発行

  1. Jamf Pro にログインします。

  2. ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。

  3. Policies (ポリシー) をクリックします。

  4. New (新規) images/download/thumbnails/81532942/Icon_New_Button.png をクリックします。

  5. ポリシーの基本設定 (トリガーや実行頻度など) は、一般 Payload で構成します。
    一般 Payload の概要は 一般 Payload を参照してください。

  6. ディスク暗号化 Payload を選択し、Configure(構成) をクリックします。

  7. Action(アクション) ポップアップメニューから 「Issue New Recovery Key (新しいリカバリキーの発行)」 を選択します。

  8. 発行したいリカバリキーのタイプを選択

    • 個人用 — 新しい個人用リカバリキーが各コンピュータで生成され、Jamf Proへと送信され保管されます。

    • 機関用 — 新しい機関用リカバリキーがコンピュータで展開され、Jamf Pro で保管されます。
      新しい機関用リカバリキーを発行するには、使用したい機関用リカバリキーを含むディスク暗号化構成を選択する必要があります。

    • 個人用および機関用 — コンピュータに両方のタイプのリカバリキーを発行します。

  9. 再起動オプションの Payload を使用し、コンピュータの再起動設定を構成します。
    詳しくは、Restart Options Payload(再起動オプションの Payload) を参照してください。

  10. Scope (適用範囲) タブをクリックし、ポリシーの適用範囲を設定します。
    詳しくは、Scope を参照してください。

  11. (オプション) Self Service タブをクリックし、Self Service でポリシーを使用可能にします。
    詳しくは、macOS 用 Jamf Self Service でユーザ向け使用可能な項目 を参照してください。

  12. (オプション) User Interaction (ユーザインタラクション) タブをクリックし、メッセージと延期のオプション設定を構成します。
    詳しくは、ポリシーとのユーザインタラクション を参照してください。

  13. Save (保存) images/download/thumbnails/81531754/floppy-disk.png をクリックします。

関連情報

本ガイドの以下のセクションに関連情報が記載されています。

関連情報は、次のテクニカル資料を参照してください。

Administering FileVault on macOS 10.14 or Later with Jamf Pro (Jamf Pro で macOS 10.14 以降の FileVault を管理する方法)
構成プロファイルを使って FileVault ディスク暗号化をアクティブ化する方法をはじめ、macOS 10.14 以降で FileVault を管理するステップバイステップの手順をご覧ください。

以下に挙げるナレッジベースの資料に関連情報が記載されています。

Smart Group and Advanced Search Criteria for FileVault 2 and Legacy FileVault

FileVault 2 で使用できる Smart Computer Group およびアドバンスコンピュータ検索 Criteria (クライテリア) について学びます。

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