Apple Configurator 2 と Jamf Pro を使用してデバイスを監視し、展開する予定の場合、監視 ID を使用して監視対象デバイスを、同じ監視 ID を持つ複数の Apple Configurator 2 ワークステーションとペアリングすることができます。監視 ID は、デバイスを Apple Configurator 2 ワークステーションとペアリングするか、監視 ID を持つ Automated Device Enrollment (旧 DEP) インスタンスで構成された PreStage Enrollment を使用してデバイスを Jamf Pro に登録することにより、デバイスに適用できます。

監視 ID 証明書 (.p12 ファイル) は、Jamf Pro で作成するか、Apple Configurator 2 で作成してから Jamf Pro にアップロードできます。その後、ID をダウンロードして他の Apple Configurator 2 ワークステーション、または PreStage Enrollment で使用する Automated Device Enrollment インスタンスに追加するまで、ID を Jamf Pro に保存できます。

注: デバイスと各 Apple Configurator 2 ワークステーションの安全なペアリングのためには、使用中のワークステーションにも同一の監視 ID が必要です。間違った ID がデバイスに適用された場合に ID を変更するには、デバイスをワイプ、再監視、および再登録する必要があります。

監視 ID の詳細については、
https://support.apple.com/guide/apple-configurator-2/welcome で、Apple の Configurator 2 ヘルプドキュメントを参照してください。

Apple Configurator 2 によるモバイルデバイス展開中に監視 ID を使用するステップバイステップの手順については、テクニカル資料 Deploying iOS and tvOS Devices with Apple Configurator 2 and Jamf Pro (Apple Configurator 2 と Jamf Pro を使用して、iOS および tvOS デバイスを展開する方法) を参照してください。

要件

監視 ID を使用するには以下が必要です。

iOS 9 以降の監視対象デバイス、または tvOS 10.2 以降
Apple Configurator 2.0 または 2.1

監視 ID の作成

Apple Configurator 2 と併用する監視 ID を Jamf Pro で作成できます。

Jamf Pro にログインします。
ページ右上隅の Settings (設定) をクリックします。
Mobile Device Management (モバイルデバイス管理) をクリックします。
Apple Configurator Enrollment をクリックします。
Supervision Identities (監視 ID) タブをクリックした後、Edit (編集) をクリックします。
New (新規) をクリックします。
領域上のフィールドを使用し、監視 ID を構成します。
Save (保存) をクリックします。

監視 ID のアップロード

Apple Configurator 2 を使用して監視 ID を作成した場合、その ID を Jamf Pro にアップロードし、他の Apple Configurator 2 ワークステーションからアクセスできるようにしたり、Device Enrollment インスタンスに追加できるようにしたりできます。

Jamf Pro にログインします。
ページ右上隅の Settings (設定) をクリックします。
Mobile Device Management (モバイルデバイス管理) をクリックします。
Apple Configurator Enrollment をクリックします。
Supervision Identities (監視 ID) タブをクリックした後、Edit (編集) をクリックします。
Upload (アップロード) をクリックします。
Upload Supervision Identity (監視 ID をアップロード) をクリックし、監視 ID (.p12) をアップロードします。
領域上のフィールドを使用し、監視 ID を構成します。
Save (保存) をクリックします。

監視 ID のダウンロード

Jamf Pro から監視 ID をダウンロードし、同一の監視 ID を持つデバイスと信頼関係を築きたい Apple Configurator 2 ワークステーションへ追加することができます。

Jamf Pro にログインします。
ページ右上隅の Settings (設定) をクリックします。
Mobile Device Management (モバイルデバイス管理) をクリックします。
Apple Configurator Enrollment をクリックします。
Supervision Identities (監視 ID) タブをクリックします。
ダウンロードしたい監視 ID の横にある View (表示) をクリックします。
Download (ダウンロード) をクリックします。
Done (完了) をクリックします。

Automated Device Enrollment インスタンスへの監視 ID の追加

Automated Device Enrollment (旧 DEP) インスタンスに監視 ID を追加すると、その ID は Device Enrollment インスタンスで設定された PreStageEnrollment を使用して登録されたすべてのデバイスに適用されます。

注: 既に Jamf Pro に登録され、Automated Device Enrollment インスタンスに関連付けられているデバイスは、その Automated Device Enrollment インスタンスの監視 ID に関連付けられるように再登録する必要があります。

Jamf Pro にログインします。
ページ右上隅の Settings (設定) をクリックします。
Global Management (グローバル管理) をクリックします。
Device Enrollment (デバイス登録) をクリックします。
監視 ID を追加したい Automated Device Enrollment インスタンスをクリックしてください。
Edit (編集) をクリックします。
Supervision Identity for Use with Apple Configurator (Apple Configurator で使用する監視 ID) のポップアップメニューから、追加したい監視 ID を選択します。
Save (保存) をクリックします。

監視 ID

要件

監視 ID の作成

監視 ID のアップロード

監視 ID のダウンロード

Automated Device Enrollment インスタンスへの監視 ID の追加

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