Jamf Connect の展開とアップデート

PreStage Enrollment (事前登録) を使用して Jamf Connect パッケージ、およびカスタムファイルと画像のパッケージを新しいコンピュータに展開します。ポリシーを使用して新しい Jamf Connect パッケージを展開することで、アップデートをインストールすることができます。

PreStage Enrollment (事前登録) を使用して Jamf Connect を展開する

要件

PreStage Enrollment (事前登録) を作成してコンピュータを登録して Jamf Connect を展開する前に、以下を実行する必要があります:

  • Jamf Pro と Automated Device Enrollment (旧称 DEP) を統合しておく必要があります。これによって Jamf Pro 内に Automated Device Enrollment インスタンスが作成されます。
    詳しくは、Jamf Pro 管理者ガイドAutomated Device Enrollment との統合セクションを参照してください。

  • Jamf Connect PKG、およびカスタムファイルと画像のパッケージを Jamf Pro にアップロードします。
    詳しくは、本ガイドの Jamf Connect パッケージの準備のセクションを参照してください。

  • Jamf Connect 用のコンピュータ構成プロファイルを作成します。
    詳しくは、本ガイドの Jamf Pro での Jamf Connect 構成プロファイル のセクションを参照してください。

手順

  1. Jamf Pro で、ページトップの Computers (コンピュータ) をクリックします。

  2. PreStage Enrollments をクリックします。

  3. New (新規) をクリックします。

  4. 以下の PreStage Enrollments Payload を構成します。

    Payload

    設定

    一般

    • PreStage Enrollments の基本設定を構成し、Setup Assistant のユーザ環境をカスタマイズします。注: ログインウィンドウがロードする前に Jamf Connect がインストールされるようにするには、設定アシスタントのすべての手順をスキップしないようにします。1 つまたは複数の手順 (プライバシーなど) を選択することを推奨します。

    • ご利用の Jamf Pro 環境が LDAP サーバからの認証を必要とする場合、Require Authentication (認証要求) を選択します。

    • Enrollment Customization 構成を使用してユーザを登録し、Jamf Connect でローカルアカウントを作成する場合は、事前構成済みの Enrollment Customization 構成を追加します。詳しくは、技術ペーパーの Jamf Pro による Jamf Connect および Enrollment Customization の管理を参照してください。

    アカウント設定

    • Create a local administrator account before the Setup Assistant (セットアップアシスタントの前にローカル管理者アカウントを作成する) を選択し、 ローカル管理者アカウントに使用する資格情報を構成します。

    • Skip Account Creation (アカウント作成をスキップする) を選択します。Jamf Connect は、コンピュータ上にローカルユーザアカウントを作成します。

    注: Jamf Connect は MDM が有効にされたローカルユーザアカウントを作成しません。詳しくは、ナレッジベース資料「Enabling MDM for Local User Accounts (ローカルユーザアカウントのために MDM を有効化)」を参照してください。

    構成プロファイル

    Jamf Connect 用に作成した構成プロファイルを選択します。

    登録パッケージ

    Jamf Connect PKG、および以前に Jamf Pro のクラウド配布ポイントにアップロードしたカスタムファイルと画像を含む PKG を選択します。注: 高い優先順位のパッケージが最初にインストールされます。同じ優先順位の複数のパッケージがあった場合、パッケージ名をベースにアルファベット順にインストールされます。

  5. Scope タブをクリックし、Scope を構成します。Scope タブのコンピュータには、Apple からダウンロードしたサーバトークンファイル (.p7m) 経由で Automated Device Enrollment (旧称 DEP) に関連付けられたコンピュータが表示されます。Select All (すべて選択) ボタンを使用して、関連するすべてのコンピュータを Scope に追加できます。これにより、Filter Results (フィルター結果) 検索フィールドを使用して絞り込まれた任意の結果にかかわらず、サーバトークンファイルを介して Automated Device Enrollment に関連付けられるすべてのコンピュータを追加します。Unselect All (すべて選択解除) ボタンは、Scope からすべての関連するコンピュータを削除します。注: Automated Device Enrollment インスタンスと関連付けられたコンピュータを自動的に Scope へ追加したい場合、一般 Payload の Automatically assign new devices (新しいデバイスを自動的に割り当てる) チェックボックスを選択します。

  6. Save (保存) をクリックします。

Scope のコンピュータが PreStage Enrollments を使用して今すぐ登録されます。

ベストプラクティス: Jamf Connect で Enrollment-Only (登録限定) の設定を削除する

ベストプラクティスでは、一般的なシナリオを取り上げます。ただし、以下の推奨事項はお使いの環境には適用されない場合があります。

独立した構成プロファイル (Notify (通知) や Acceptable Use Policy (利用規約) 画面など) での登録時に限り使用する Jamf Connect 設定を構成した場合、登録完了後に構成プロファイルの Scop からコンピュータを削除できます。これにより、登録後にこれらの設定が使用されないことを確実にします。

  1. Jamf Pro と Jamf Connect で登録およびアカウント作成を完了したすべてのコンピュータを含む Smart Computer Group を作成します。

  2. 登録限定の設定を含む独立した Jamf Connect 構成プロファイルに対して、Scope を構成して手順 1 で作成したスマートグループを除外します。

    images/download/attachments/81935468/EnrollmentDoneGroup.png

登録を完了したコンピュータがスマートグループに追加されます。構成プロファイルの Scope からコンピュータを削除すると、Jamf Connect の Notify (通知) および Acceptable Use Policy (利用規約) の各画面設定がコンピュータから削除されます。

Jamf Connect アップデート

新しいバージョンの Jamf Connect が使用可能になると、新しいバージョンの PKG を Jamf Pro へアップロードし、ポリシーを使用してターゲットコンピュータに展開できます。

新しいバージョンの Jamf Connect に構成対象となる新しい設定が導入されていない限り、Jamf Connect 構成プロファイルをアップデートする必要はありません。

関連情報

詳しくは、Jamf Pro 管理者ガイドの中の以下のセクションを参照してください。

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