概要

Jamf プラットフォームの製品を使用して、所属するオーガニゼーションで Mac コンピュータの接続、管理、および保護を行うことができます。Automated Device Enrollment (自動デバイス登録) (旧称 DEP) を使用して Jamf Pro にコンピュータを登録すると、コンピュータを管理して以下の Jamf プラットフォーム製品に展開できます。
Jamf Connect
ユーザのネットワークアカウント情報から Mac コンピュータのローカルアカウントを作成し、ローカルパスワードおよびネットワークパスワードを継続的に同期します。
Jamf Protect
脅威からコンピュータを保護し、不審な動作を検出し、macOS のネイティブセキュリティツールの可視性を確保します。

Jamf Connect を展開する

Jamf Connect の展開には以下の手順が含まれます: 

  1. (オプション) カスタムファイルと画像をパッケージ化する 

  2. コンピュータ構成プロファイルのアプリケーションとカスタム設定 Payload で Jamf Connect 設定を構成する。

  3. 構成プロファイルの展開バージョンを選択するか PreStage 登録により Jamf Connect を展開する。使用するワークフローは、展開先 (環境、既存のコンピュータと新規のコンピュータ) とログインウィンドウ用のカスタムファイルや画像の展開の有無により異なります。

  4. Jamf Connect 構成プロファイル対象範囲内のコンピュータのアップデートを設定する。

Jamf Protect を展開する

Jamf Protect の展開には以下の手順が含まれます:

  1. Jamf Protect テナントと Jamf Pro の連携。 

  2. Jamf Protect 最新パッケージのダウンロードとアップロード。

  3. 同期されたJamf Protect Plan 構成プロファイルの対象範囲の設定。 

  4. 自動またはポリシー経由での Jamf Protect の展開。

Jamf プラットフォーム統合サービス

Jamf プラットフォーム統合サービスは、Jamf ProtectJamf ConnectJamf Pro と統合する Jamf ホスティングサービスです。接続を有効にした後、Jamf Pro により Jamf アプリケーションで次のことができるようになります。
Jamf Protect

1 回の登録で、最新バージョンの Jamf Protect パッケージをダウンロードし、Jamf Pro から直接、Jamf Protect プランの構成プロファイルの対象範囲を設定できます。 

Jamf Connect
Jamf Connect が設定されている全構成プロファイルが、Jamf Pro のひとつのページに表示されます。Jamf Pro では、対象範囲内のコンピュータに Jamf Connect パッケージを自動的にインストールしてアップデートするように設定できます。

次のネットワーク図は、Jamf Pro でこれらのサービスと通信する方法を示しています: