概要
Jamf プラットフォームの製品を使用して、所属するオーガニゼーションで Mac コンピュータの接続、管理、および保護を行うことができます。Automated Device Enrollment (自動デバイス登録: 旧称 DEP) を使用して Jamf Pro にコンピュータを登録すると、コンピュータを管理して以下の Jamf プラットフォーム製品に展開することができます。
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Jamf Connect — ユーザのネットワークアカウント情報から Mac コンピュータのローカルアカウントを作成し、ローカルパスワードおよびネットワークパスワードを継続的に同期します。
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Jamf Protect — 脅威からコンピュータを保護し、不審な動作を検出し、macOS のネイティブセキュリティツールの可視性を確保します。
Jamf Connect 展開
Jamf Connect の展開には以下の手順が含まれます:
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Jamf Nation から Jamf Connect パッケージをダウンロードする。
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カスタムファイルと画像をパッケージ化する。
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コンピュータ構成プロファイルのアプリケーションとカスタム設定 Payload で Jamf Connect 設定を構成する。
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PreStage Enrollment (事前登録) を使用して Jamf Connect を展開する。
Jamf Protect の展開
Jamf Protect の展開には以下の手順が含まれます:
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Jamf Protect テナントを Jamf Pro と統合する。
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Jamf Protect パッケージ を展開のために準備する。
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同期された Jamf Protect Plan 構成プロファイルの Scope を構成する。
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ポリシーを使用して Jamf Protect を展開する。
ネットワークオペレーション
Jamf Pro は、クラウドサービス接続と API の統合を使用して Jamf 製品のアセットを Jamf Pro で使用できるようにします。
Jamf プラットフォーム統合サービス
Jamf プラットフォーム統合サービスは、Jamf にホストされたサービスであり、Jamf Protect の Jamf Pro との統合を可能にします。接続を有効化すると、Jamf Pro でワンタイムの登録プロセスを完了することにより、Jamf Protect を Jamf Pro に統合することができます。これにより、直接 Jamf Pro から Jamf Protect の最新バージョンのパッケージをダウンロードし、Jamf Protect Plan 構成プロファイルの Scope を構成できるようになります。
次のネットワーク図は、Jamf Pro がこれらのサービスと通信する方法を示しています:
クラウドサービス接続を有効化する方法の詳細については、Jamf Pro 管理者ガイドのクラウドサービス接続セクションを参照してください。
Jamf Protect API
Jamf Protect API は、プログラムによって Jamf Protect とのインタラクションを行うための主要なリソースです。Jamf Protect API は、高度なクエリサービス/言語である GraphQL を使用しており、単一のエンドポイントから詳細な検索を行い、データにアクセスすることが可能になります。
Jamf Protect API は、Jamf Pro から Jamf Protect Plan を同期するために使用されます。