重要なお知らせ

macOS で Jamf Pro サーバのホスティングに関して廃止されたサポート

macOS で Jamf Pro サーバのホスティングに関するサポートは廃止されており、Mac 用の Jamf Pro インストーラはダウンロードできなくなりました。

Jamf Pro サーバを macOS から Jamf Cloud へ移行する場合は、Jamf のカスタマサクセスにお問い合わせください。Jamf Pro サーバをオンプレミスにしておく場合は、サポートされているプラットフォームの、システム要件の「Jamf Pro Server Environment (Jamf Pro サーバ環境)」セクションを参照してください。詳細については、記事 Migrating to Another Server (別のサーバへの移行) を参照してください。

Mac 用の Jamf Pro インストーラに以前に含まれていた管理者アプリケーション (Composer、Jamf Admin、Jamf Remote、Recon) は、「Jamf Pro Apps」という名前の Jamf Account で別のダウンロードとして利用できるようになります。

MySQL の新しい推奨バージョン

Jamf Pro 10.37.0 以降は、MySQL 8.0.28 が推奨バージョンになります。MySQL 8.0.28 は、重要なセキュリティ脆弱性に対処します。詳細については、次の Web ページを参照してください: Oracle Critical Patch Update Advisory - January 2022

MySQL 8.0.27 以前を使用している場合は、次の MySQL ドキュメントを参照して、アップグレードしてください: Upgrading MySQL (MySQL のアップグレード)

MySQL 5 シリーズを使用している場合は、推奨バージョンが MySQL 5.7.37 になりました。MySQL 8.0 (推奨) へアップグレードする場合は、以下の記事の指示を参照してください: MySQL 8.0 へのアップグレード

名前が重複しているコンピュータスクリプト

Jamf Pro 10.37.0 にアップグレードするときに、お使いの環境で名前が重複しているコンピュータスクリプトは、Jamf Pro データベースで名前が変更されます。重複しているスクリプトの名前は、次の形式で変更されます:

ScriptName _renamed_UUID

リリースの通知履歴

以降のバージョン...変更または留意点説明

10.36.0

MySQL の新しい推奨バージョン

MySQL 8.0.27 は、Jamf Pro 10.36.0 と共に使用するための推奨バージョンです。MySQL 5 シリーズを使用している場合は、推奨バージョンが MySQL 5.7.36 になりました。

10.36.0

Jamf Recon と Jamf Remote に必要な追加の権限

アプリケーションをきちんと機能させるために、Jamf Pro 管理者は、Jamf Recon と Jamf Remote のユーザに以下の権限を付与する必要があります。
  • Jamf Recon のユーザは、Read Scripts (スクリプトの読み取り)、Create Mobile Devices (モバイルデバイスの作成)、Create Users (ユーザの作成)、Create Computers (コンピュータの作成) の権限が必要になりました。

  • Jamf Remote ユーザは、Read Scripts (スクリプトの読み取り) の権限が必要になりました。

10.33.0

クラスタ環境に必要な Memcached の変更

Jamf Pro 10.33.0 以降にアップグレードする際に、Memcached の構成エラーにより、Tomcat がクラスタ環境で起動するのが阻害されます。Tomcat を起動し、Jamf Pro のアップグレードを完了するには、path/to/jss/tomcat/webapps/ROOT/WEB-INF/classes/dal/memcached.properties に移動して、memcached.directory.timeToLiveSeconds=86400memcached.properties ファイルに追加する必要があります。

10.33.0

アップグレード時の起動時間延長

Jamf Pro 10.33.0 にアップグレードする際、初期サーバ起動中に applications データベーステーブルに保存されている重複行は削除されます。この起動時間は 1 回だけ延長され、アプリケーションテーブルのサイズや現環境で使用されているハードウェアの種類に応じて数分から数時間かかります。起動プロセスを途中で中止しないでください。起動中の問題やご質問に関しては、Jamf サポート までお問い合わせください。

10.30.0

インクリメンタルアップグレードには以下の作業が必須です

Jamf Pro 10.28.x 以前のバージョンから Jamf Pro 10.30.0 以降に直接アップグレードできない場合があります。Jamf Pro 10.28.0 以前から Jamf Pro 10.30.0 以降へのアップグレードには、10.29.x への段階的なアップグレードが必要です。

10.30.0

Apple TV デバイスの名前変更

[PI-008988] により環境が影響を受けた場合、Jamf Pro 10.30.0 の変更には、10.30.0 以降にアップグレードした後、お使いの環境のApple TVデバイスの名前の変更が必要になる場合があります。

手動でデバイスのインベントリ情報を編集して、デバイス名を強制的に適用できます。詳細についてはJamf Pro 管理者ガイドMobile Device Inventory Information (モバイルデバイスインベントリ情報) を参照してください。

また、デバイス名を強制的に適用する PreStage Enrollments を使って、Jamf Proでデバイスを再登録することもできます。詳細については、Jamf Pro 管理者ガイドMobile Device PreStage Enrollments (モバイルデバイス Prestage Enrollment (事前登録)) を参照してください。

10.29.0

インクリメンタルアップグレードには以下の作業が必須です

10.29.x 以前からのアップグレードでは、データベースの変更によりアップグレードが失敗する可能性があるため、10.31.0 以降へのアップグレードの前に、10.30.x へのインクリメンタルアップグレードが必要です。

10.29.0

失敗した InstallApplicationMDM コマンドを消去する

ご使用の環境が [PI-009279] の影響を受けた場合、「INCOMPATIBILITY_REASON_MINIMUM_OS_VERSION」エラーを表示する失敗した InstallApplication MDM コマンドをすべて消去する必要があります。これは、Mass Action を使用して行えます。詳細については、Jamf Pro 管理者ガイドの「コンピュータのリモートコマンド」を参照してください。