パッケージソースからのパッケージ構築

パッケージソースの内容を確認した後、Composer によって 以下の 2種類の異なるパッケージを構築することができます。PKG と DMG意図されたパッケージの使用方法とそれを配置するために使用するツールによって、各フォーマットにはそれぞれメリットがあります。

パッケージソースが Composer に存在する場合、いつでもソースから PKG または DMG パッケージを構築することができます。パッケージを構築した後は、あるフォーマットから別のフォーマットに変換することもできます。PKG と DMG フォーマット間の変換に関する詳細については、Creating Package Sources from Existing Packages (既存のパッケージからパッケージソースを作成する) を参照してください。

PKG の構築

PKG は、Apple Remote Desktop (ARD)、Jamf Pro、その他クライアント管理システムなどのほとんどの導入支援ツールで使用できます。

PKG フォーマットは、ユーザによる簡単なインストールを可能にします。パッケージをダブルクリックするとインストーラアプリケーションが開き、ユーザにインストレーションプロセスをガイドします。

注: Jamf Pro で使用される場合、PKG はユーザのホームディレクトリにあるファイルをユーザテンプレートにダイナミックに展開することができません。

デフォルト設定では、Composer は flat PKG を構築します。Flat PKG の詳細については、Composer の環境設定を参照してください。

  1. Composer を開き、ローカル認証を実行します。

  2. サイドバーのソースリストから、PKG として構築したいパッケージソースを選択してください。

  3. ツールバーの Build as PKG (PKG として構築) images/download/thumbnails/49217961/C_Build_as_PKG.png をクリックします。

    注: Build flat PKGs (Flat PKG の構築) 環境設定が有効であり、パッケージソースが Flat PKG にサポートされないスクリプトを含んでいる場合、ダイアログが表示されます。このパッケージのみ上記の環境設定を無効にする場合、Build as non-flat PKG (Non-flat PKG として構築) をクリックしてください。サポートされていないスクリプトを無視する Flat PKG を構築するには、Build as flat PKG (Flat PKG として構築) をクリックしてください。Flat PKG によってサポートされているスクリプトの詳細については、パッケージソースへのスクリプトの追加

  4. パッケージを保存する場所を選択してSave(保存) をクリックします。

DMG の構築

DMG フォーマットを Jamf Pro と組み合わせて使用すると、コンピュータにアカウントを持つ各ユーザ、および現在ログインしているユーザのネットワークホームディレクトリに、ファイルとフォルダをダイナミックに展開できます。ユーザテンプレートディレクトリにファイルとフォルダを展開するオプションもあり、すべての新規ユーザが確実に正しいデフォルト環境を受け取ることができます。

  1. Composer を開き、ローカル認証を実行します。

  2. サイドバーのソースリストから、DMG として構築したいパッケージソースを選択してください。

  3. ツールバーのBuild as DMG(DMG として構築) images/download/thumbnails/49217961/C_Build_as_DMG.png をクリックします。

  4. パッケージを保存する場所を選択してSave(保存) をクリックします。

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