macOS のアップグレード

Apple では、macOS の大幅な改善と小規模な改善を定期的に行っています。

  • macOS アップデート

    プログラム - 以前リリースされたメジャーバージョンに対する差分更新プログラム。例えば、macOS Monterey 12.1 は macOS Monterey 12 のアップデートです。

  • macOS のアップグレード

    MacOS アップグレード -多数の新機能を含む新バージョンの macOS へのメジャーアップグレード。例えば、macOS Monterey 12 は macOS Big Sur 11 のアップグレードです。

macOS をアップグレードする場合は、まずターゲットコンピュータのデバイスグループを作成する必要があります。次に、次のいずれかの方法を使用して macOS をアップグレードできます。

  • 1 台のコンピュータ

    - デバイスグループが作成された後に、Scope 内のターゲットコンピュータに App をインストールすることで、1:1 コンピュータをアップグレードできます。

  • 共有コンピュータまたはラボコンピュータ

    共有コンピュータまたはラボコンピュータ - デバイスグループを作成した後に、ターゲットコンピュータで App をダウンロードし、Apple Remote Desktop または Jamf School のスクリプトを使用してアップグレードをインストールすることで、共有コンピュータをアップグレードできます。

一般的な要件

コンピュータを macOS Monterey にアップグレードするには、次のものが必要です:

注:

App を追加したら、Apple School Manager を Jamf School と同期させる必要があります。同期方法の詳細については、Apple School Manager との統合 を参照してください。

対象コンピュータ用にスマートグループを作成

  1. Jamf School で、Devices (デバイス) > Groups (グループ) へ移動します。
  2. + Add Group (+ グループを追加) をクリックします。
  3. Group Name (グループ名) (グループ名) フィールドにグループの名前を入力します。
  4. (オプション) Description (説明) (説明) フィールドにグループの説明を入力します。
  5. グループのタイプに Smart Group (スマートグループ) (スマートグループ) を選択して、Add (追加) (追加) をクリックします。
  6. Members (メンバー) ペイロードをクリックします。
  7. macOS バージョンが 10.14.6~11.6.1 のコンピュータでグループメンバーシップをフィルタリングするには、Add (追加) (フィルタを追加) をクリックし、そして、次の操作を行います。
    1. Operating System (オペレーティングシステム) ポップアップメニューから規則を選択します。
    2. equals ポップアップメニューから規則を選択します。
    3. Value (値) ポップアップメニューから macOSを選択します。
    4. Minimum Value (最小値) フィールドに10.14.6を入力します。
    5. Maximum Value (最大値) フィールドに11.6.1を入力します。
  8. (オプション) 必要に応じて、Add (追加) (フィルタを追加) をクリックして追加フィルタとクライテリアを追加します。
  9. Match all rules (すべての規則に一致) 選択。
  10. Save Scope (Scope を保存) をクリックします。
  11. (オプション) 1:1 および共有コンピュータをアップグレードする場合は、手順 2~10 を繰り返して、それぞれに個別の Smart Device Group を作成します。

グループメンバーシップは、Scope の下の表に表示されます。

1:1 コンピュータのアップグレード

  1. Jamf School で、スライドバーの Apps (アプリ) > Inventory (インベントリ) へ移動します。
  2. macOS Monterey App の横にあるチェックボックスを選択します。
  3. Edit Scope (Scope を編集) をクリックします。
  4. 以前 Scope (範囲) フィールドで作成した macOS Monterey の対象となるコンピュータのデバイスグループの名前を入力します。
  5. Install Type (インストールのタイプ) ポップアップメニューから、次のインストール方法のいずれかを選択します:
    • App をデバイスに自動的にインストールするには、すべてのグループを対象とした自動インストールへの変更 を選択します。macOS Monterey App が Applications フォルダに表示され、アップグレードのインストールを求めるメッセージが表示されます。

    • ユーザが自分で App をインストールできるようにするには、すべてのグループを対象としたオンデマンドインストールへの変更 を選択します。Jamf School Self Service に macOS Monterey App が表示され、ユーザは都合のよいときにアップグレードできます。

  6. Save (保存) をクリックします。
注:

アップグレードが利用可能になったことは、Jamf School からは通知されないため、管理者はアップグレードが利用可能になったときに通知する必要があります。管理者は、アップグレードが完了するまでに数時間かかる可能性があることをユーザに通知し、コンピュータを強制的に再起動してインストールを完了させる必要があります。

Apple Remote Desktop を使った共有コンピュータのアップグレード

要件

Apple Remote Desktop を使ってコンピュータをリモートでアップグレードするには、Apple Remote Desktop を購入してコンピュータにインストールする必要があります。Apple Remote Desktop は App Store から入手できます。App Store App の展開方法については、大量購入した App および App Store App 配布 を参照してください。

  1. Jamf School で、スライドバーの Apps (アプリ) > Inventory (インベントリ) へ移動します。
  2. macOS Monterey App の横にあるチェックボックスを選択します。
  3. Edit Scope (Scope を編集) をクリックします。
  4. 以前 Scope (範囲) フィールドで作成した macOS Monterey の対象となるコンピュータのデバイスグループの名前を入力します。
  5. Install Type (インストールのタイプ) ポップアップメニューから、次のインストール方法のいずれかを選択します:
    • App をデバイスに自動的にインストールするには、すべてのグループを対象とした自動インストールへの変更 を選択します。

    • ユーザが自分で App をインストールできるようにするには、すべてのグループを対象としたオンデマンドインストールへの変更 を選択します。

  6. Save (保存) をクリックします。
  7. Apple Remote Desktop を開き、次の操作を行います。
    1. アップグレードするコンピュータを選択し、UNIX をクリックします。
    2. 以下のテキストを次のフィールドに入力します:
/Applications/Install\ macOS\ Monterey.app/Contents/Resources/startosinstall --agreetolicense
    3. Run command as (次のようにコマンドを実行) 設定から User (ユーザ) オプションを選択し、フィールドに「root」と入力します。
    4. Send (送信) をクリックします。
      注:

      この手順には数分かかる場合があります。

コンピュータは、macOS Monterey の最新インストーラをダウンロードしてアップグレードします。Apple Remote Desktop でシステムを再起動するように求められた場合は、リストからシステムを選択し、指示に従います。

注:

アップグレードが利用可能になったことは、Jamf School からは通知されないため、管理者はアップグレードが利用可能になったときに通知する必要があります。管理者は、アップグレードが完了するまでに数時間かかる可能性があることをユーザに通知し、コンピュータを強制的に再起動してインストールを完了させる必要があります。

Jamf School でスクリプトを使用して共有コンピュータをアップグレード

  1. Jamf School で、スライドバーの Apps (アプリ) > Inventory (インベントリ) へ移動します。
  2. macOS Monterey App の横にあるチェックボックスを選択します。
  3. Edit Scope (Scope を編集) をクリックします。
  4. 以前 Scope (範囲) フィールドで作成した macOS Monterey の対象となるコンピュータのデバイスグループを入力します。
  5. Install Type (インストールのタイプ) ポップアップメニューから、次のインストール方法のいずれかを選択します:
    • App をデバイスに自動的にインストールするには、すべてのグループを対象とした自動インストールへの変更 を選択します。

    • ユーザが自分で App をインストールできるようにするには、すべてのグループを対象としたオンデマンドインストールへの変更 を選択します。

  6. Save (保存) をクリックします。
  7. Devices (デバイス) > Groups (グループ) へ移動します。
  8. + Add Group (+ グループを追加) をクリックします。
  9. Group Name (グループ名) フィールドにグループの名前を入力します。
  10. (オプション) Description (説明) フィールドにグループの説明を入力します。
  11. グループのタイプに Smart Group (スマートグループ) を選択して、Add (追加) をクリックします。
  12. Members (メンバー) ペイロードをクリックします。
  13. macOS バージョンが 10.14.6~11.6.1 のコンピュータでグループメンバーシップをフィルタリングするには、+ Add Filter (+ フィルタを追加) をクリックし、そして、次の操作を行います。
    1. Operating System (オペレーティングシステム) ポップアップメニューから規則を選択します。
    2. equals ポップアップメニューから規則を選択します。
    3. Value (値) ポップアップメニューから macOSを選択します。
    4. Minimum Value (最小値) フィールドに10.14.6を入力します。
    5. Maximum Value (最大値) フィールドに11.6.1を入力します。
  14. macOS Monterey App がインストールされたコンピュータでグループメンバーシップをフィルタリングするには、+ Add Filter (+ フィルタを追加) をクリックし、次の操作を行います:
    1. クライテリアのポップアップメニューからManaged App (Installed) (管理対象 App (インストール済み))を選択します。
    2. one of the following ポップアップメニューから規則を選択します。
    3. 値のポップアップメニューから macOS Monterey (VPP, macOS) を選択します。
  15. (オプション) 必要に応じて、Add (追加) をクリックして追加フィルタとクライテリアを追加します。
  16. Match all rules (すべての規則に一致) 選択。
  17. Save Scope (Scope を保存) をクリックします。
  18. バーで Scripts (スクリプト) へ移動します。
  19. + Create new script (+ 新しいスクリプトを作成) をクリックします。
  20. Name (名称) フィールドにグループの名前を入力します。
  21. Type (タイプ) ポップアップメニューからBash (バッシュ)を選択します。
  22. (オプション) Description (説明) フィールドに名称を入力します。
  23. When to run (実行するタイミング) ポップアップメニューからスクリプトを実行するタイミングを選択します。
    注:

    On a schedule オプションを選択することを推奨します。このオプションを選択した場合は、このアップグレードをテストしてステージ化することを推奨します。このワークフローの成功は、ネットワーク帯域幅によって異なります。

  24. 以下を Content (コンテンツ) フィールドに入力します:
    #!/bin/bash
    
    /Applications/Install\ macOS\ Monterey.app/Contents/Resources/startosinstall --agreetolicense
  25. スクリプトの Scope を構成するには、+ アイコンをクリックして、以前作成した macOS Monterey App がインストールされている macOS Monterey の対象となるコンピュータのデバイスグループをスクリプト Scope に追加します。
  26. Save (保存) をクリックします。

コンピュータのアップグレード失敗のトラブルシューティング

Scope 内のコンピュータのアップグレードに失敗した場合は、次の操作を実行できます。

  • コンピュータが Jamf School からコマンドを受信できない場合は、ネットワーク接続を確認します。

  • ネットワーク帯域幅が少ない場合は、一度に少数のコンピュータでスクリプトを実行します。

  • コンピュータの使用可能なディスク容量を確認します。コンピュータに十分な空きディスク容量がないと、アップグレードは失敗します。ディスク容量の要件の詳細については、Apple のサポートウェブサイトの macOS Monterey と互換性のあるコンピュータを参照してください。

  • コンピュータがアップグレードのハードウェア要件を満たしていることを確認します。ハードウェアの要件の詳細については、Apple のサポートウェブサイトの macOS Monterey と互換性のあるコンピュータを参照してください。