Jamf Unlock リリース履歴

1.4.0 (2022/05/19)

Jamf Unlock 使用時の macOS の最小サポートバージョンへの変更について

Jamf Connect バージョン 2.12.0 では、Jamf Unlock と Jamf Connect をペアリングするには、コンピュータが macOS 11 以降を使用している必要があります。Jamf Unlock と Jamf Connect をすでにペアリングしている旧バージョンの macOS 上のコンピュータは、インストール済みの状態で引き続き機能します。詳しくは、Jamf Connect リリース履歴 を参照してください。

ホームぺージのアップデート

アップデートには次のものが含まれます:
  • タイムゾーンの時刻に基づくユーザへの挨拶 (「おはよう、David Engles」など)

  • ユーザのプロファイル画像、メールアドレス、名前、肩書の表示

  • 現在のペアリング状態の表示

  • スクローリング、小型のデバイスサイズ、ダイナミックフォント、成功とエラーのロック解除に関するメッセージを含むメッセージングのサポート

詳しくは、Pairing a Device (デバイスのペアリング) を参照してください。

QR コードのペアリングのアップグレード

  • ユーザの iOS やiPadOS のデバイスおよび Mac の間でペアリングをすばやく行えるようになりました。
  • 非アクティブな状態が 30 秒続くとペアリングがタイムアウトされ、ユーザは再試行のために前の設定アシスタントの画面に戻されます。これにより、ネットワーク接続が中断された場合に、ユーザがペアリングの画面で行き詰まることがなくなります。

詳しくは、Pairing a Device (デバイスのペアリング) を参照してください。

新規マネージド App の構成設定

新規マネージド App の構成設定、Use Persistent Session (持続的セッションを使用) (<key>com.jamf.config.auth-use-persistent-session) により、管理者が Jamf Unlock の持続的 Safari データ (認証設定など) へのアクセスをコントロールできるようになります。デフォルトで、キーは false に設定されます。結果として:
  • 管理者が新規環境設定を true に設定しない限り、ユーザが Get started (開始する) を選択した際に、Jamf Unlock は Jamf Unlock would like to use idp.com to sign in パーミッションプロンプトを表示しなくなりました。

  • この環境設定が true に設定されない限り、デフォルトではユーザは Safari ユーザセッションを利用できません。

詳しくは、Managed App Configuration (マネージド App の構成) を参照してください。

解決済みの問題

  • [PI103684] Okta ドメインバリアント (oktapreview や okta-emea など) が Jamf Unlock によって認識されるようになり、Jamf Pro で App を構成する際にエラーが発生しなくなりました。

  • ペアリング後にトグルをオンにする必要がなくなるように、ユーザが Mac とペアリングを行った後、Jamf Unlock の Allow Unlocking (ロック解除を許可) トグルがデフォルトで有効になるようになりました。

  • ユーザが Unlock で Mac をロック解除する際に、カウントダウンが過剰に速く行われず、PIN タイマーが 30 秒のカウントダウンを反映するようになりました。

1.2.0 (2021/12/06)

以下の Jamf Unlock 機能が使用可能になりました。

  • ペアリングされた Mac コンピュータへのログインをサポートします。

    注:

    Mac コンピュータにログインするには Jamf Connect 2.6.0 以降が必要です。詳しくは、Jamf Connect リリース履歴 を参照してください。

  • 日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語に対応した UI 翻訳。

  • Jamf Connect メニューバー App の Paired Devices (ペアリングされたデバイス) ウィンドウに、デバイスの種類だけでなく、ユーザのデバイス名が表示されるようになりました。

  • デバイスのカメラ、ロケーション、Bluetooth へのアクセスを求めるプロンプトが正しく表示されるように、デバイスペアリング UI を改善しました。

  • 静的 PIN タイプが設定されている場合、PIN 認証 UI に有効期限タイマーが表示されなくなりました。

  • デバイスのマネージド App 構成が見つからないか無効な場合に表示される App のホーム画面に追加情報を追加しました。

このアップデートは、Apple に承認され次第、App Store で入手可能になります。

1.1.0 (2021/07/12)

新しいマネージド App の構成設定

ユーザが Face ID または Touch ID を使用することが求められたときに、次の新しい設定を使用して、構成を行えるようになりました。

App を開くためにバイオメトリクス認証が必要です
Jamf Unlock App を開くために、ユーザに Face ID または Touch ID の使用を求めます。この設定は、デフォルトで false に設定されています。
<key>com.jamf.config.biometric-auth-at-launch.enabled</key>
<false/> 
認証要求を完了するためにバイオメトリクス認証が必要です
ペアリングされたコンピュータからの各認証要求を完了するために、ユーザは Face ID や Touch ID を使用することが求められます。この設定はデフォルトで true に設定されています。
<key>com.jamf.config.biometric-auth-before-unlock.enabled</key>
<true/> 

バグ修正

  • [JC-2605] 一部のデバイスハードウェアモデルで発生していたデバイスのペアリング画面でテキストが重なる問題を解決しました。

  • [JC-2748] Jamf Unlock がデバイス設定で構成されるすべてのテキストサイズを考慮するようになりました。

  • [JC-2791] PIN 有効期限タイマーを構成すると、構成した時間の 2 倍の速度でカウントダウンしなくなりました。