Pluggable Authentication Module
Pluggable Authentication Module (PAM) は、ローカルパスワードではなく、sudo コマンドでのネットワークパスワードの使用が可能となる認証ツールです。PAM はすべての Jamf Connect インストールに含まれており、コンピュータ上の次の場所に保存されます。
/usr/local/lib/pam/pam_saml.so.2
重要:
必ず本番環境以外の環境で PAM を使用してワークフローをテストするようにしてください。
Pluggable Authentication Module の有効化
PAM モジュールでは、sudo
コマンドが試行された際に、ユーザに IdP での認証を求めるプロンプトを表示するようになります。
Pluggable Authentication Module のエンドユーザ環境
Pluggable Authentication Module (PAM) が有効化された後は、sudo
コマンドを使用してクラウドアイデンティティプロバイダ (IdP) による認証を行うことができます。
- Terminal で任意の
sudo
コマンドを実行します。例:
IdP のログイン画面が表示されます。sudo -s
- 認証用のネットワークユーザ名とパスワードを入力します。注:認証が終わると、Terminal で
ネットワーク認証を充分であり必須ではないように構成した場合、ログインウィンドウを閉じると、macOS がプロンプト画面を表示し、Terminal にパスワードを代わりに入力するように求められます。ネットワーク認証を必須になるように構成した場合、ログインウィンドウを閉じると、認証が失敗します。
sudo
コマンドが正常に実行します。