Jamf Connect を使用したパススルー認証
Jamf Connect を使用したパススルー認証では、ユーザがログインウィンドウの Web ビューに入力したパスワードをローカル認証の際に Jamf Connect に送信できます。これにより、次の方法でログインとアカウントの作成エクスペリエンスが向上します。
ネットワーク認証とローカル認証は、ユーザがパスワードを再入力しなくても完了します。ログインプロセス中、Verify (検証) 画面はスキップされます。
注:Google Cloud ID を使用したパススルー認証では、ログインウィンドウでのパスワード同期が強制または有効化されません。ネットワークとローカルアカウントのパスワードが異なるユーザが既存のローカルアカウントにログインすると、ユーザは引き続き両方のパスワードを入力してログインするよう求められます。
Google ユーザのパスワードを同期するには、メニューバー App を構成する必要があります。
ローカルアカウントの作成時に、ネットワークパスワードが新規ローカルパスワードとして自動的に使用されます。これにより、アカウント作成後にパスワードが確実に一致するようになります。
ログインウィンドウでパススルー認証が有効になっている場合、ログインウィンドウの Web ビューに入力されたユーザパスワードは一時的にメモリに書き込まれ、ログインの際、またはコンピュータでのローカルアカウントの作成の際に使用されます。Jamf Connect がユーザのパスワードを使用して終了すると、この値はすぐに nil
として上書きされ、メモリから割り当て解除されます。
パススルー認証の有効化
パススルー認証はデフォルトで有効ではないので、Jamf Connect ログインウィンドウ構成プロファイルで有効にする必要があります。
パススルー認証は、OpenID Connect 認証プロトコル (IdP) を使用する IdP 環境でのみサポートされます。
OIDCUsePassthroughAuth
) 設定を有効にします。- Azure AD、OneLogin、または PingFederate
Create a Separate Local Password (別のローカルパスワードを作成してください) (
OIDCNewPassword
) 設定がfalse
または未定義に設定されていることを確認してください。<key>OIDCUsePassthroughAuth</key> <true/> <key>OIDCNewPassword</key> <false/>
- Google Cloud ID
Create a Separate Local Password (別のローカルパスワードを作成してください) (
OIDCNewPassword
) 設定がtrue
に設定されていることを確認してください。<key>OIDCUsePassthroughAuth</key> <true/> <key>OIDCNewPassword</key> <true/>