Jamf Connect 展開計画

構成プロファイルを作成して Jamf Connect PKG を展開する前に、環境で使用する Jamf Connect 機能について入念に計画する必要があります。目的によっては、Jamf Connect と並行して展開する追加のファイルを用意してパッケージ化する必要があります。

以下に示すユーザの一般的な目的、対応する Jamf Connect 機能、それらのファイル要件を考慮してください。
ユーザの目標 Jamf Connect 機能ファイル要件 
コンピュータの登録プロセスに関する情報がユーザに表示される Automated Device Enrollment (自動デバイス登録) の実行時に、スプラッシュ画面が表示されます。 通知画面通知スクリプト 
ユーザがコンピュータにアクセスする前に、利用規約に同意するよう求めます。 

利用規約画面

利用規約ドキュメントまたは Apple ポリシーバナー 
Jamf Connect ログインウィンドウとメニューバー App にある、オーガニゼーション用にカスタマイズしたブランディングを表示します。 

ブランディングをカスタムする

画像ファイル 
ログインウィンドウの Help (ヘルプ) ボタンをクリックすると、ネットワーク接続の問題に関する追加のヘルプを確認できます。 

ログインウィンドウのユーザヘルプの設定

ヘルプファイル

Jamf Connect 展開ニーズを計画する

Jamf Connect の展開プロセスを続ける前に、以下の計画手順を完了していることを確認します:

  1. お使いの環境で Jamf Connect を使用して構成する関連ワークフローと設定を決定します。 
  2. Jamf Connect の展開をサポートするために必要なすべてのファイルを特定または作成します。以下に例を示します: 
    • カスタムログインウィンドウの画像 

    • カスタムメニューバー App の画像 

    • 利用規約のファイル 

    • ユーザヘルプのファイル 

    • 通知画面スクリプト 

    • メニューバー App スクリプト

Jamf Connect 展開を計画した後、Composer でファイルと画像をパッケージ化する を続行してカスタムファイルをパッケージ化します。

展開方法

既に Jamf Pro に登録されている既存のコンピュータに展開するか、Automated Device Enrollment (自動デバイス登録) 経由で新規コンピュータに展開するかによって、以下のいずれかの展開方法を採用できます。

  • 既存のコンピュータ

    Jamf ProJamf Connect 展開の統合を使用して、展開とアップデートを設定し、構成プロファイルの Scope (適用範囲) 内のコンピュータに Jamf Connect パッケージを自動的に展開します。

    注:

    また、お使いの環境のコンピュータが Active Directory にバインドされたモバイルアカウントである場合、Jamf Connect を使用して、それらをローカルアカウントに変換 (バインド解除) する必要があります。詳細については、技術記事「Demobilizing and Unbinding Mobile Accounts with Jamf Connect and Jamf Pro (Jamf Connect と Jamf Pro のモバイルアカウントのモバイル化の解除とバインドの解除)」をご参照ください。

    Jamf Pro での展開の統合の詳細については、「Jamf Pro での Jamf Connect 構成プロファイル」をご参照ください。
  • 新規コンピュータ

    Jamf Connect パッケージ、展開設定に必要な追加のカスタムファイル、画像を含む PreStage Enrollment を作成します。Automated Device Enrollment (自動デバイス登録) 中にカスタムファイルのパッケージと Jamf Connect パッケージを正しい順序でインストールするために、Jamf Connect パッケージを手動で Jamf Pro にアップロードして、登録パッケージとして含めることをお勧めします。

    登録が完了したら、構成プロファイル用の Jamf Connect アップデート設定を使って今後のアップデートを管理できます。