ブランディングをカスタムする

Jamf Connect ログインウィンドウとメニューバー App をカスタマイズすることができます。ブランディングをカスタマイズすることで、組織内のユーザに一貫した親しみやすいユーザエクスペリエンスを提供します。

以下をカスタマイズすることができます:

  • 画像とアイコン

  • メッセージ

  • メニューバー項目の名称

  • App 内ユーザヘルプのリソース

Jamf Connect をカスタマイズする際には、以下のことに注意してください。

  • ログインウィンドウとメニューバー App は、異なる Jamf Connect 環境設定ドメインで同様の、しかし独立した設定で構成されています。

  • カスタムイメージとアイコンは、ポリシーを使用するか、Jamf Pro 10.19 以降を使用した PreStage Enrollment (事前登録) の Enrollment Packages (登録パッケージ) ペイロードを介して、コンピュータに展開できます。Jamf Connect を再度パッケージ化することは、推奨されていません。Jamf Pro を使用したパッケージの展開の追加情報については、Jamf Pro ドキュメントの「ポリシーの管理」と「コンピュータ Prestage Enrollments (事前登録)」を参照してください。


メニューバー App での代替ブランディングの使用

デフォルトの Jamf ロゴや会社名ではなく、代替のアイコンを使用するようにメニューバー App を構成できます。この設定は、展開用にカスタム画像ファイルをパッケージ化することなく、メニューバー App から Jamf ブランディングを削除することを希望するユーザに適しています。

代替 App アイコンは、現在の Jamf Connect メニューバーアイコンと Sign In (サインイン) ウィンドウの画像を次のように置き換えます。

新しいアイコンを使用するには、Jamf Connect メニューバー App 構成プロファイルの Appearance ディクショナリで、Use Unbranded App Icon (ブランド化されていない App アイコンを使用) (AlternateBranding) 設定を true に設定します。

<key>Appearance</key>
<dict>
    <key>AlternateBranding</key>
    <true/>
</dict>

代替アイコンに切り替えた後は、組織内のエンドユーザにメニューバーのアイコンが変更されたことを必ず通知してください。

Composer でファイルと画像をパッケージ化する

Jamf Connect 展開でカスタムファイルまたは画像を使用する場合、Composer を使ってファイルや画像をパッケージ化できます。コンピュータ上に、Jamf Connect の展開時にカスタムファイルをインストールするフォルダを作成してパッケージソースを作成してから、ドラッグアンドドロップで新しいパッケージソースを作成し、Composer でパッケージをビルドします。

要件
  • Composer

  • Jamf Connect で使用するファイルと画像

注:

Sign In (サインイン) ウィンドウの場合、画像の幅が 449 ピクセル、高さが 131 ピクセルであることを確認します。大きな画像を使用した場合、Jamf Connect は縮小して表示します。

  1. Finder (検索) を開きます。
  2. Command、Shift と G キーを同時に押して Finder 検索ウィンドウを呼び出します。
  3. 展開時に Jamf Connect カスタムファイルと画像を保存したいファイルパスを入力して、Go (検索) をクリックします。
    注:

    /usr/local に画像とアイコンを保存することをお勧めします。

  4. 選択した場所に新しいフォルダを作成します。

    /usr/local または別の特権スペースでフォルダを作成する場合、フォルダを作成するには管理者として認証することを求められます。

  5. フォルダに jamfconnect または類似の名前を付けます。
  6. カスタムファイルと画像をフォルダに追加します。
  7. Composer を開いて認証し、作成したファイルを Finder から Composer's サイドバーへドラッグします。
    新しいパッケージソースが表示されます。
  8. ComposerJamf Connect フォルダに移動し、以下のオーナーシップ設定を構成します:
    1. Owner (所有者) ポップアップメニューから、root (0) を選択します。
    2. Group (グループ) ポップアップメニューから、wheel (0) を選択します。
    3. X 列の右側にある Action (アクション) ボタン をクリックして、ポップアップメニューで Apply Owner and Group to jamfconnect and All Enclosed Items (所有者とグループを jamfconnect とすべての囲まれた項目に適用) を選択します。
  9. フォルダ内の各ファイルタイプに対して、以下の権限を適用します:

    ファイルタイプ

    権限

    親フォルダ

    親フォルダモード 755

    ピクチャー

    イメージモード 444

    ログインウィンドウスクリプト

    ログインウィンドウスクリプトモード 754

    メニューバー App スクリプト

    メニューバースクリプトモード 755
  10. ツールバーの Build as PKG (PKG としてビルド) をクリックします。
  11. パッケージを保存する場所を選択して Save (保存) をクリックします。

Jamf Connect ファイルとイメージを使った PKG は、ポリシーを使用するか、または Jamf Pro 10.19.0 以降の PreStage Enrollment (事前登録) で Enrollment Packages ペイロードを介して展開できるようになりました。

注:

パッケージは、登録時にコンピュータによって信頼されている証明書を使用して署名する必要があります。パッケージは、Jamf Pro 内蔵 CA または Apple Developer Program アカウントから生成された証明書で署名することをお勧めします。